夜中に突然足がつって苦しんだ経験ありますか。一人静かにもがくしかない、ツライですよね。年とともにつる回数が増えたような感じありませんか。足がつるのは、神経伝達の不調が原因で強い筋肉の収縮が起こるためといわれています。「どのくらい伸びているのか」を脳は感じとって、「これくらい収縮してください」という信号を受けてふくらはぎの筋肉は正常に保たれています。その伝える仕組みと発信される信号の不調で筋肉が過度に収縮してしまった状態で
1)運動による水分不足、エネルギー不足、イオンのバランスが崩れたときや、
2)体の冷えによる血行不良からイオンやエネルギーの不足が影響したり、
3)加齢によるものなどが原因にあげられます。特に、年齢とともに筋肉量が減り、血行不良や冷え、脱水傾向などいろいろな要因が重なりやすくなるとつる頻度も高くなるのでしょうか。また、足がつりやすい背景に、思わぬ病気が隠れていることもありますので注意も必要です。
当院では、足がつりやすい方へのアプローチとして、鍼灸、ストレッチ・マッサージによる筋肉再教育による筋肉量の維持、血行不良や冷えの改善を図りながら足がつりにくい体になっていただくのが目標です。また、東洋医学では、足がつる(こむら返り)ことを転筋といいます。転筋は血(ケツ)が足りない状態が続き、筋肉をしっかり滋養できないことで起こることが一つの原因です。当院では、その足りない血(ケツ)を補うことを目標に全身のバランス調整を行い治癒力を高めつつ、それに加えてつりやすい部分の血流改善、冷えの解消を目指していきます。
夜中に足がつって思わず叫びたくなる。痛くて目覚めてしまった経験をされている方も多いのではないでしょうか。痛いこともさることながら、安眠を邪魔され睡眠不足にもなってしまいますよね。当院にこむら返りでお見えになる方は、ほとんどいらっしゃいません。ただ、お聞きするとお悩みの方も多く他の症状と一緒に施術させていただいています。足の状態をチェックさせていただきますので、遠慮なくおっしゃってください。
スッキリ、安心して眠れました。そんなお声をいただくことはあまりないんです。次回お見えのときに「最近は足つりますか?」と尋ねると、「そういえばない!」という方が多いです。気にならなくなると、よく足をつっていたことも忘れてしまいますよね。でも、水分補給や冷やさないことにも引き続き注意。適度な運動も大切です。
簡単な質問項目がある予診表に記入していただきます。
予診表をもとに、現在の症状のほか日常生活や
体質などを伺います。
運動障害や痛み、しびれなどがある場合は、姿勢観察や筋力検査など理学的検査を行います。
症状に合わせて、最適な施術を心がけます。
鍼は使い捨て(ディスポーザブル)なので
安心、安全です。
施術終了後に施術に関するご説明と生活におけるアドバイスを必要に応じて行います。