初めての鍼灸

はり・灸って?

鍼灸の歴史は2000年以上。
「元気」というのは、2000年前から続く中国医学の言葉で、人間が持っている根源的な生命の事を言い表す言葉です。人間は元気によって活き活きと生活ができ、元気が少なくなると病気になります。体の中を気が流れる道を「経絡」と呼び、鍼・灸・指圧などで用いる場所を「ツボ」と呼びます。ツボは経絡の上にいくつも並んで、生命力である「気」の流れを調節しています。鍼・灸・指圧などは、その気の流れを上手に調節することで、人を「元気」にする施術法です。

はり・灸って何に効く?

「はり灸」と言うと、昔から頑固な肩こりやお年寄りの腰痛に対して・・・と言うイメージがありますが、近年では研究が進み、西洋医学の外側をサポートするものとして世界中でその効果が報告されました。現在、WHO(世界保健機関)で、鍼は多くの疾患に適用できることが認められています。ADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)の改善、仕事や都市生活・社会環境により生じるストレスや疲労したライフパフォーマンスの回復・向上に東洋医学が注目されています。

はりって安全?

施術に用いる「鍼」は長い時間と多くの人によって、安全に使用できる工夫がいくつもほどこされています。現在では極めて細い鍼が作られています。鍼は使う直前まで完全に滅菌された状態です。そして、一度使った鍼は、そのまま捨ててしまい、使いまわすことはありません。鍼・灸・指圧の施術は、3年間の養成時間を経て日本の国家資格に合格した者に限られています。

はりって痛い?

鍼には「ひびき」と言う独特の感覚が伴います。それは「経絡」と言う、気の流れを調節するためです。これは重いような、熱いような、エネルギーが走るような感覚が「ひびき」です。人それぞれの体に合わせて、刺激量を調整し、体のリズムを整えていきます。

お灸は熱い?

お灸は「体を温める施術法」で、「お灸(透熱灸)と「温灸」の二つの種類があります。

【熱灸】は、ヨモギの葉をゴマ粒ほどの大きさにして、一瞬で燃やします。これはゴマ粒ほどの火傷を作ることで、体の中の白血球を増大させて、免疫力を非常に強化する作用があります。また、ピリッとした熱感で、神経痛を抑える働きがあります。

【温灸】は、ヨモギの葉を固めたものを燃やします。広い範囲をじんわりと温めるもので、火傷を作ることはありません。腰・膝・肩などが冷えると痛むような場合に効果があります。また、下痢・生理痛・不妊症など、下腹部の症状の改善に用います。体質や体調にあわせて、施術法を提案したします。

アクセス

03-6434-7090

ワークス北参道鍼灸院


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東京都渋谷区千駄ヶ谷3-7-8
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院長 土屋慶幸

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